神殿にて中村宮司様による御祈祷 | 歌碑の前でお祓い | 天の川七夕星まつりの会代表 の経緯説明 |
岡本三千代様 (犬養万葉顕彰会会長)の祝辞 | 毛利信二氏による万葉歌の 解説と朗誦 | 参列者にお礼 |
大阪府下で32番目 | 【碑 面】 棚機之 五百機立而 織布之 秋去衣 孰取見 【副 碑】 棚機(たなばた)の 五百機(いほはた)立てて 織る布(ぬの)の 秋さり衣(ころも) 誰か取り見む 萬葉集 巻第10 2034 出典は「萬葉集注釋 巻第十」著者 澤瀉久孝氏による 【口 譯】 織女星がたくさんの機を立てて織る布の秋の着物は、 誰が手に取ってくれるのであろうぞ (交野が原の七夕伝説に置き換えると「機物神社の祭神の織女が、一生懸命にたくさんの機を立てて織る布の着物は、1年に1度七夕の夜に逢う観音山公園にいる恋しい牽牛(彦星)のために織っているんですよ」 訳:毛利) *七夕は秋の季語、 *棚機=織女星 | |
歌碑除幕式のことが、 K-CAT、 京阪タイムリー、 河北新聞 などで、とりあげられました。 万葉集は飛鳥時代の7世紀前半から、奈良時代後半までの約130年間にかけて編まれ、四五一六首の歌があります。 そのうち七夕の歌は一三二首で七夕の歌のうち織女(棚機女)の歌は十一首あり、その中から機織りに関係する歌を選びました。 碑面は当時に使用されていた万葉仮名、隷書体としました。 *田村泰秀さんのHP「萬葉集の歌碑」によるとこの歌碑は全国で一九四六番目、大阪府では三二番目となります。 右記記事は、河北新聞 平成20年2月1日 第630号より |